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連盟概要

会長挨拶

令和8年度 会長挨拶


東京都高等学校体育連盟会長 池戸 成記(いけど しげき)



 体育・スポーツ活動の振興と高校生の健全な育成を図ることを目的に発足した本連盟は、これまで78年の歴史を刻んできました。現在、42専門部及び研究部、400を超える加盟校数など、全国でも類を見ない大規模な組織としてスポーツ振興に寄与しています。この長い歴史の中で、本連盟主催等の各事業が無事に開催できているのは、これもひとえに、日々、部活動指導に当たる顧問の先生方や支えて下さる関係者の皆様の御尽力の賜物であると確信しています。この書面をお借りしまして、あらためて感謝申し上げます。

 さて、既に部活動改革に伴う学習指導要領解説の見直しについての議論が始まり、スポーツ庁や文化庁では、令和8年度から令和13年度までの期間を「改革実行期間」と位置づけ、主に公立中学校の部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関して、国としての基本的な考え方や具体的な取組方針等を示す「部活動改革及び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」が策定されました。高等学校においても、教員の働き方改革や暑熱対策をはじめとした生徒の安全管理など様々な環境変化がある中ですが、どのような現状があろうとも、教育の一環としての部活動の重要性を私たち高等学校関係者が示し、スポーツを通した高校生の健全育成を図っていくことが重要だと考えます。

 東京都高体連の事業につきましては、特に、令和9年度の「描け夢への軌跡 南関東総体2027」、令和10年度の本連盟80周年、令和11年度の全国高体連研究大会東京都大会と立て続けに大きな事業が待っております。また、全国的には、経費問題や暑熱対策を中心としたインターハイ改革の検討が進められており、「体罰根絶」も依然として継続課題となっています。各専門部におかれましては、本連盟が東京都の高校生の健全育成にかかわる基幹組織であることを再確認し、一体となって、部活動の振興と発展にかかわってまいれますよう、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 世界に目を向けてみると、国籍や文化、宗教などの多様性を認め合う、国境を越えた平和を目的とする国際的な大会やスポーツイベントが数多く開催されており、公平なスポーツで競い合うことを通して互いへの理解を深め、平和な社会の実現に貢献しています。 しかし一方では、紛争や内戦が激化している国や地域もあり、平和の祭典と称されるオリンピック・パラリンピックでさえも、戦禍の影響を受けていることは記憶に新しいことです。これらの現状を踏まえると、スポーツで新しい未来を創るためには、次世代を担う高校生の皆さんが、心身の健全育成は言うまでもなく、そのマインドが人類社会の直面するグローバルな課題解決の貢献に向けた原動力になることも期待されるところです。

 結びに、本連盟は、どんな時代になろうとも変わらないスポーツの持つ教育的意義を根底に、今後とも、各加盟校をはじめ、各専門部、東京都教育委員会及び関係機関など多くの皆様のご理解とご協力を賜りながら、高校生の体育・スポーツ活動の充実・発展と健全育成に努めてまいります。

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