8月10日 第6回 ~19日 高体連登山部海外登山研修会 8月 10月31日 第15回 都高体連クライミング大会・ 男子出場校…3校 5名・女子出場校…4校 4名10月25日 第68回 関東高等学校登山大会 ~27日 会場:神奈川県 箱根周辺12月21日 全国高校生選抜クライミング ~22日 選手権大会1月11日 著名登山家講演会1月19日 都高体連登山部クライミング3月 山域:南湖大山(台湾 3742m)周辺斎藤(都立工芸)・足立(明大中野)が参加都高体連 夏期登山大会会場:関東近郊の山 → 中止会場:川崎パンプ2 専修大学附属 日体大荏原 都立三宅 日体大桜華 多摩大聖ヶ丘 日工大駒場 明法<男子結果> 1位:専修大学附属(神原藍琉) 2位:都立立川(島内悠吾) 3位:国士舘(渡邊晴太) <女子結果> 1位:明法(柿﨑咲羽) 2位:都立福生(難波季歩) 3位:日体大桜華(中島ののか)◎神原・島内・柿﨑・難波は、 全国高等学校選抜スポーツクラ イミング選手権大会に出場。男子:明大中野・都立昭和・八王子・ 立正大学付属立正・安田学園・ 専修大学附属・日工大駒場女子:専修大学附属・安田学園会場:加須市民体育館会場:都立工芸高等学校講師:川嵜摩周 氏演題:未定都立工芸・都立篠﨑・安田学園・専修大学附属・明大中野5校が参加顧問・OB 9名が参加生徒 25名が参加合同練習会 予定都高体連登山部春季大会 予定- 84 -○次年度以降の長期的な課題コロナ禍後、登山活動全般に変化が見られる。キャンプ場利用について、テント泊の流行に伴う便乗商売だろうか、日本全国のキャンプ場における宿泊料金が軒並み大幅に値上げされた。高校生の宿泊山行には、非常に経済的負担が厳しいものがある。1人用テントの利用者が増加。従来、高校・大学山岳部などが登山合宿などで使用していた5~6名用のテントが生産中止となった。利潤追求を求めてであろう、登山・アウトドアメーカーは、ソロテントの開発・生産に注力しているようだ。キャンプ場の営業姿勢にも変化が見られる。グランピングという名で、おしゃれで快適なテント生活を提供するような施設には、「登山者お断り」などという看板を掲げているものもある。そして、完全予約制の導入。登山行動が大いに制限・制約を受ける可能性もある。昨年度・今年度から、登山部加盟校で全面的に合宿を再開し始めている。ここにもコロナの影響が見られる。小学校・中学校で、宿泊行事の実施がなされない、もしくは限定的な規模で展開されてきた。そのため、自宅以外で「他人」と寝食を共にする経験をしていないため、テント泊に拒否反応を示す部員も散見されるとのこと。コロナ禍は、上級生から下級生への幕営技術(テント設営・調理・装備管理など)引き継ぎの断絶も招いた。加盟校全体で協力し合い、高校山岳部の活動について「常態」への復帰を図っていきたい。高校山岳部顧問教員が足りない。都高体連登山部加盟校に、登山技術のある若い教員がいない。登山大会・行事などを運営する常任委員は年配の教員ばかりで、人材不足である。2026年度には、東京都で関東高等学校登山大会が実施される予定である。果たして、安全かつ円滑な大会運営が実現できるのか、大いに不安である。常任委員の先生方には、御苦労をかけるが、計画・準備に尽力いただき、大会を成功に導きたい。
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