第42号 東京都高等学校体育連盟 会報
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委員(東京都立神代高等学校) 山 口 尚 己のアクシデントがある中でも、個人種目では男女計59個、リレー種目では10個の入賞と1個の大会新記録。総合成績では男子日大豊山が1位、女子武蔵野が3位、八王子が7位という結果を残しました。そこから男子76名、女子61名、学校数25校が佐賀で行われたインターハイに進みました。インターハイは佐賀市の SAGA サンライズパークSAGA アクアで行われ、個人種目は男女計31個、リレー種目は6個の入賞を獲得しました。中でも女子800m自由形に出場した竹澤瑠珂さん(武蔵野3年)は決勝にて大会新記録を樹立し、個人種目、リレー種目と合わせて4つの優勝を勝ち取りました。総合成績では男子は日大豊山が3位、女子は武蔵野が3位、淑徳巣鴨が8位と、輝かしい結果を上げました。9月に同会場で行われた国民スポーツ大会においても東京チームの一員として男女総合優勝に貢献しました。<水球>関東大会は明大中野、城北、桐朋、武蔵の4校が出場し、明大中野が準優勝でインターハイへ進み、城北がベスト8となりました。インターハイでは明大中野が3位決定戦を制し、3位となりました。国スポにおいても準優勝を飾るなど、全国大会での素晴らしい活躍が見られた今年度でした。女子については合同チームでの出場がみられ、都の公式戦では井草・東京女子学院の合同チームが3大会で優勝をしました。水球に限らず、団体競技の合同チームでの大会参加さらには全国大会への出場が認められるようになり、幅が広がっています。ここから競技の普及発展が進んでいくことを願っています。<アーティスティックスイミング>今年度は9月にアクアティクスセンターで東京都高等学校選手権を実施しました。今後とも大会を継続し、様々な方の目に触れることで、競技の普及に貢献したいと考えております。出場した選手たちの今後の活躍にも期待しております。- 67 -今年度の課題・組織的な大会運営と円滑な競技進行次年度以降の長期的な課題・組織的な大会運営の見直し・令和9年インターハイに向けた準備及び土台作り・競技の普及、発展・競技会における安全、防犯対策【事業報告】令和6年度の水泳専門部主催の大会は滞りなく終了しました。各大会における結果及び成績は次ページの表を御覧ください。尚、飛込競技については東京都の選手の大会出場はありませんでした。今年度はパリオリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、競泳競技では淑徳巣鴨高校の成田実生さんが400m 個人メドレーに出場し、見事決勝6位という結果でした。その他の東京出身の選手たちも活躍しており、現役選手たちの励みとなったことかと思います。一方で、茨城で開催された関東大会競泳競技において会場を爆破する予告電話があり、競技そのものが1日できなくなってしまうという事態が起きました。近年のアスリートを狙った盗撮の問題等も含めて、改めて安心・安全な競技会運営について考えさせられる事案であったと感じております。令和9年の南関東インターハイも視野に入れながら、今後とも大会主催者のみならず、顧問の先生方、選手とも協力して努めてまいります。本年度も大会運営に御協力いただきました参加校顧問の皆様、会場及び公益財団法人東京都水泳協会など関係各位の皆様には感謝申し上げます。<競泳>昨年度より東京アクアティクスセンターにて競技会を行っております。回を重ねるごとに改良をしてゆき、運営の形も固まってきたところです。また、今年度から保護者や選手外生徒の入場も再開し、コロナ前の盛り上がりが戻ってきているように感じています。茨城の山新アリーナで行われた関東大会には、男子127名、女子101名、学校数42校が参加しました。前述24- 水   泳   専   門   部

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