第42号 東京都高等学校体育連盟 会報
52/241

委員長(東京都立立川高等学校) 川 人 健太郎日大豊山は初出場ながら、東京代表として堂々とした戦いぶりを見せてくれた。2.全国総合体育大会予選総体都大会は292校が参加して行われた。4月下中から支部予選が行われ、決勝は6月末という長い戦いである。全国屈指の参加校で行う大会で、都大会の試合数が多く、例年グラウンド確保には苦労しているが、今年度も全国大会出場を決める代表決定戦(準決勝)及び決勝戦では、味の素フィールド西が丘(天然芝)を使用し、素晴らしいピッチで多くの来場者を集めた。予選を勝ち抜いた39校とシード校の16校を併せた55校で東京都一次予選を行い、この勝ち上がり16校に関東大会代表2校と関東プリンスリーグに所属する帝京高校、國學院久我山高校を加えた20校で東京都二次予選を行い、東京都優勝、そして代表を争った。東京都二次予選に参加した20校は以下の通りである。帝京、東久留米総合、関東第一、保善、早稲田実業、実践学園、石神井、東京実業、東海大高輪台、日大豊山、大成、駒澤大高、暁星、日大鶴ケ丘、堀越、多摩大目黒、葛飾野、成立学園、国士館、國學院久我山準決勝以降の結果は以下の通りである。≪準決勝≫ 帝京  2-1  日大豊山 駒澤大高  1-0  國學院久我山≪決勝≫ 帝京  2-1  駒澤大高34回目の出場となる帝京高校と2回目の出場となる駒澤大高校が、今年度より固定値開催としてスタートした福島県の J‐Village(楢葉町)で行われた全国高校総体に参加した。第一代表の帝京高校は、1回戦で兵庫県代表の神戸弘陵高校と対戦して1-0で勝利し、2回戦へ進出した。2回戦では、鳥取県代表の米子北高校と対戦し、0-1で惜しくも敗れた。第二代表の駒澤大高校は、1回戦で愛媛県代表の済美高校と対戦し、2-1で勝利し、2回戦へ進出した。2回戦では栃木県代表の矢板中央高校と対戦し、0-1で敗れ惜しくも敗退となり、東京代表は両校2回戦で敗れる結果となった。異常気象による暑熱が心配されたが、WBGT 測定値が- 50 -今年度の課題暑熱・雷対策による大会運営新人選手権の日程・グラウンド調整感染症による大会延期判断グラウンド・審判員の確保高体連の大会とリーグ戦の日程調整次年度以降の長期的な課題加盟校減少による大会形式の見直し高体連の大会とリーグ戦の日程、カレンダー整備競技力の向上、指導者養成レフリー及びユースレフリー育成HP の充実化、広告協賛確保、グラウンドの確保選抜チームによる海外遠征継続化令和 6 年事業報告【サッカー専門部男子 活動報告】1.関東大会予選令和8年度より関東大会が3月開催となることが決まり、春先に開催する関東大会は令和6年度を含め残り2回となった。前年度の高校選手権都大会ベスト16(関東プリンスリーグ所属の帝京高校と國學院久我山高校は不出場)と地区新人選手権大会の優勝・準優勝の16校を併せて30校が代表権を争った。準決勝以降の結果は以下の通りである。≪準決勝≫ 日大豊山 1-0  堀越 大成   2-1  実践学園≪決勝≫ 大成   1-0  日大豊山この結果、大成高校が第一代表、日大豊山高校が第二代表となった。関東大会本大会は千葉県で実施された。第一代表の大成高校は A ブロック1回戦で山梨県代表の日大明誠高校と対戦し、4-3(延長)で勝利し、2回戦で埼玉県代表の正智深谷高校と対戦し3-0で勝利して2年連続東京勢が決勝へ駒を進めた。決勝では茨城県代表の明秀日立高校を4-2で下し、見事大成高校が優勝を飾り、東京に2年連続優勝旗を持ち帰った。また第二代表の日大豊山高校は B ブロック1回戦で茨城県代表の霞ケ浦高校と対戦し、0-1で敗れた。18- サ ッ カ ー 専 門 部

元のページ  ../index.html#52

このブックを見る