第42号 東京都高等学校体育連盟 会報
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高校総体は従来種目別選手権大会として、全国各地でまちまちに開催されていましたが、昭和 38年度から、これからの大会を同一地区で開催することとし、名称も「全国高等学校総合体育大会」となり、略して「高校総体」と呼ばれるようになりました。 また種目別選手権大会のころから「インターハイ」(インター・ハイスクール・ミーティング――Inter highschool meeting-高等学校間の対抗競技の意)とも呼ばれ広く人々に親しまれています。 この大会には図のようなマークが使用されておりますが、これは(公財)全国高等学校体育連盟つまり高体連のマークです。 昭和 23 年に全国高等学校体育連盟が昭和 25 年にこのマークが定められました。このマークを構成している3つの「K」は真紅によって浮き出され、次のようなドイツ語の頭文字をとったものです。 KRAFT …………………………… 力 KUNST …………………………… 技 KLARHEIT ………… 明朗な精神 これは「若い力と技と明朗な精神」を象徴し真紅の色彩は「高い理想」と「希望に燃える若人の情熱」を象徴するもので、3つの「K」のマークは高体連旗となって、全国大会はもちろんのこと、高体連の主催による大会には必ず会場に掲げられます。 発足し、(昭和 25 年6月2日制定) - 1 -高校総体と 高体連マークの由来

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