第42号 東京都高等学校体育連盟 会報
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ルした時点で 1 位。あとは私がやるだけ、しかし強豪校のアンカーはオリンピック選手でもあったため、抜かされてしまうんじゃないか、と不安な気持ちにもなったけど、みんなそれぞれ不安はある中で頑張って泳いできてくれたので、最後は我武者羅に泳ぎました。タッチした時、電光掲示板をみるのではなく、みんなを見ました。涙して喜んでいる姿を見て、勝ったんだ!!そう思い電光掲示板を見てみると 0.03 秒差で勝っていました!!この優勝は 3 日目にあるリレーにも繋がるいいレースになったと思いました。そして 4 × 200m リレーの日。この種目は、2 連覇のかかったレース。私たちは大会新記録を目指して泳ぎました。ものすごい歓声の中スタートし、みんな力を出し切りました。結果は優勝!!大会新記録には届かなかったけれど、最高で最強な仲間と 2 回も表彰台のてっぺんに立てたことはとても嬉しかったです!優勝に導いてくれた仲間や顧問の先生、そしてチームメイトには感謝の気持ちでいっぱいです。みんなが 1 つになって同じ目標に向かってそれを達成出来て、みんなで喜んで、これは私にとって凄くいい経験になったと思います。これからもこの思いを胸に刻んで頑張っていきたいです。しました。アンカーがゴールして電光掲示板を見て0.03 秒差で 1 位だったとわかった瞬間、全身に鳥肌が立ち、涙が出そうになりました。レース後に 4 人で思いっきりハグをして喜びを分かち合うことができ、とても嬉しかったです。8 継では都高からずっとリレーメンバーで絶対インターハイ 2 年連続優勝しようと言っていたので、引き継ぎから泳ぎ終わるまでや優勝した瞬間のシミュレーションを何度もしてきました。レース直前に円陣を組んだ時緊張からやるぞという気持ちに変わりました。プールサイドからはチームメイトや先生方の応援が沢山聞こえリラックスしてレースに臨むことができました。最初で最後のリレーメンバーだったので 4 継、8 継で優勝することができてとても嬉しかったです。ここまで頑張れたのはみんなの応援や強い味方がいてくれたこその結果なので感謝の気持ちでいっぱいです。来年のインターハイは今回よりももっと成長した姿、パフォーマンスができるようこれからも頑張ります。竹澤 瑠珂 「最強のメンバー」今年のインターハイでは、フリーリレー 2 種目で優勝できる。そう顧問の先生と都高校の時から話をしていました。私は正直 4 × 200m の方は凄く自信があったのですが、4 × 100m の方は無理なんじゃないか、そう思っていました。けれど、今年のメンバーはなにか去年とは違う、そう感じていました。都高校、関東高校とメンバー入れ替えはあったけれど、一緒に泳いでいけるかもしれない。そう思いました。そしてインターハイ。リレー競技は 1 日目と 3 日目にありました。私は個人競技とも重なっていたため、迷惑をかけちゃうかもしれない。そう不安な気持ちにもなっていました。1 日目は 4 × 100m フリーリレー。このリレーは去年負けてしまい 2 位。今年はさらに最強のメンバーになったので、不安半分、自信半分で挑みました。私は 4 泳を任されました。最後の勝負には自信があったので、あとは仲間を信じてやるだけ。そう思って入場しました。チームメイトは汗を流しながら、声が枯れるまで全力で応援してくれて、私たちはそれに答えられるよう頑張ろう、そう円陣を組んで気合いを入れました。3 泳がゴー- 163 -

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